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CO₂推計排出量
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/ h
IATA / EASA 等の平均燃費・排出係数に基づく概算モデルによる試算
🌱 あなたの行動で減らせるCO₂
※いずれも公表データにもとづく概算
01 荷物を軽くする
スーツケースを1kg軽くするだけでも、機体の総重量がわずかに下がり、燃費の節約につながります。
1人あたりの差は小さくても、多くの人が取り組むと積み重なって効いてきます。
02 オンラインで済む出張はオンラインに
東京⇔海外の往復フライト1回は、1人あたり数百 kg〜約1 t のCO₂排出が目安。
代替できる会議はオンラインにすると、その分のフライト自体が発生しません。
03 直行便・環境配慮フライトを選ぶ
乗り継ぎを減らす・SAFを使う航空会社を選ぶのも、静かな一票になります。
小さな選択の積み重ねが、業界の技術開発を後押しします。
✈️ 航空業界も、減らそうとしている

飛行機を使うこと自体が「悪」ではありません。業界も2050年カーボンニュートラルを目指し改革中です。

持続可能な航空燃料(SAF)
廃油やバイオ資源から作られ、ライフサイクルでCO₂排出を大幅に削減できる燃料です。
まだ高価で供給量も限られていますが、各国政府や航空会社が投資を加速しています。
機材更新と効率向上
A320neoやB787などの新世代機は従来比で燃費が15〜25%改善されています。
軽量化・エンジン効率化・翼の改良など、小さな改善の積み重ねです。
運航最適化と国際ルール
直行ルートの拡大や高度最適化で、余分な燃費を削減する試みが進んでいます。
CORSIA を通じて排出量の監視・報告・オフセットが義務化されつつあります。
💬 なぜ、このサイトをつくったのか

飛行機は、遠く離れた場所へ人や文化やビジネスをつなぐ、現代に欠かせないインフラです。「飛行機に乗ること=悪」だと言いたいわけではありません。私自身、仕事や家族の旅行でその恩恵を受けてきた一人です。

ただ、いまこの瞬間も世界中の空では大量の燃料が使われています。それは生活を支えるために必要なことですが、私たちの日常ではその規模を実感する機会がほとんどありません。このサイトは、「いま空で何が起きているのか」を数字として一度“可視化”してみたい——そんな思いから始まりました。

大きな数字を見てショックを受けてほしいわけではありません。むしろ、「じゃあ自分にできる小さな工夫はなんだろう?」 と考えるきっかけが生まれればうれしい。荷物を少し軽くする、オンラインで済む出張はオンラインにする、環境配慮の取り組みをしている航空会社を選ぶ——どれも一人分のインパクトは小さく見えますが、多くの人が続ければ現実は必ず変わっていきます。

私自身、3歳と1歳の子どもを育てる親として、年々厳しくなる暑さや異常気象に不安を感じています。「この子たちが大きくなる頃、外で安心して遊べる世界は残っているだろうか?」そんな問いが頭から離れません。

気候変動の問題はあまりにも大きく、個人の力では太刀打ちできないように思える。それでも、“小さな行動を選び続けること” は、未来のためにできる確かな一歩です。

このサイトは、「飛行機をやめる」ための場所ではなく、「気候変動対策にどう向き合っていくかを一緒に考えるためのダッシュボード」です。小さな気づきや選択の積み重ねが、未来の空の景色を変えていくことを信じています。

そして何より、子どもたちに少しでも良い未来を残したい。その想いを胸に、このサイトを立ち上げました。

制作者:@tky_bpp

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